胃の痛みがすぐに抑えられる方法いろいろ
通勤中や仕事中、薬が手元になく、急な胃の痛みにおそわれ、それを直ぐに抑えたいときに効果のある方法があります。
まず1つ目は、腹式呼吸です。腹式呼吸とは鼻から息を吸い、口からゆっくり吐き出すことです。これはいつでもどこでもできる手軽な対処法です。座っているときも立っているときも、背筋をピンと伸ばすことがポイントです。
2つ目に、「反時計回り」にお腹をなでる方法です。ゆっくりと呼吸をしながら、反時計回りに5分程度お腹をなでます。そうすると活発になりすぎている腸の動きが抑えられます。
3つ目は、炭酸飲料を飲むことです。これはまさかと思う方もいるとは思いますが、サイダーやコーラなどは炭酸水であり炭酸水素ナトリウムがはいっており、アルカリ性飲料です。つまりそれで酸が中和されるのです。
4つ目に、ツボを押すことです。ツボは、合谷(ごうこく)、内関(ないかん)、足三里(あしさんり)、中かん(ちゅうかん)などがあります。合谷は、親指と人差し指の骨の境目、手の甲にあります。内関は、手のひらを上にして手首から指3本分下にいったところにあります。足三里は、足のひざの下の骨に沿って上に行くと骨がボコッと出ている部分があり、そこから外側にあるひとつめの筋肉にあります。中かんは、お腹のみぞおちとおへそのちょうど間の辺りにあります。